bitcoinがまたハッキング被害!?価格が13%も暴落

bitcoinがまたハッキング被害

先週のニュースになりますが、ビットコイン・ドル取引所最大手のBitfinex(ビットフィネックス; 香港)がハッキングの被害を受けて、119,756BTC(6347万ドル)の被害を受けたとのことです。
bitcoinのハッキング被害と言えば、昨年のMt.Goxが被害を受けたことが有名ですが、今回は別の取引所が狙われた形となりました。
この被害を受けて、一時はbitcoinの価格は大暴落しましたが、今は元の価格に戻りつつあるようです。「暗号通貨」と呼ばれるbitcoinですが、その安全性について、仕組みについてよく知られていないのではないかと思います。そこで、今回はbitcoinが果たして本当に安全なのか、またその仕組みのblock chain技術について理解していきましょう。

bitcoin=危険、というわけではない

Mt.Goxの被害や今回の被害を受けて、bitcoin=危険、ハッキングされやすいというイメージを持っている方も少なくないかもしれません。しかしながら、一つ勘違いしてはいけないのはBitcoinの仕組みそのものが危険、というわけではないということです。
今回被害を受けたMt.GoxやBitfinexはともに大手の”取引所”であり、ハッキングの被害を受けたのはこの取引所のシステムです。Bitcoinを使う仕組み”ブロックチェーン”技術そのものに欠陥があったわけではなく、貨幣を扱う取引所のシステムに問題があったという方が正しい認識でしょう。

これは通貨に例えると分かりやすいかと思います。bitcoinそのものを通貨と考えるならば、そんなに難しい話ではありません。円やドルを扱う取引所は世界に無数に存在します。その中の一つがハッキング被害を受けたからといって、その貨幣そのものの価値が失われるということは考えにくいでしょう。(暴落したり、最大手の取引所なら話は別)

bitcoinを扱うblockchain技術そのものの信用性が失われたわけではないということです。

block chain技術とは何か

さて、その取りざたされているblock chain技術とは何でしょうか。
一言で言うならば、「売買を行った取引が記録されている履歴表」のことをブロックチェーンと言います。

エンジニアっぽく説明すると以下のように書かれています。

A block chain is a transaction database shared by all nodes participating in a system based on the Bitcoin protocol.

(訳) ブロックチェーンとはbitcoinプロトコルをベースにした、システムの中の全ての参画しているノードによってシェアされているデータベーストランザクションです

さて、その取引履歴、なのですが例えば、AさんからBさんにbitcoinを送金するとして以下のように考えることができます。

Aさん
– 100 BTC持っている
– 50 BTC Bさんに送金する

Bさん
– 0 BTC 持っている
– 50 BTC Aさんから受け取る

という場合、
Aさんは 100 BTC から 50 BTC に支払える額を減らす
Bさんは 0 BTCから 50 BTCに支払える額を増やす

という記録が残れば、実質的に送金が行われた、ということができます。
この1対1の記録が一つずつ記録されたものを取りまとめたものをブロックと呼んでいます。

block chainを持っているのは誰か

さてこの記録票ですが、誰かが集権的に管理しているわけではありません。
このbitcoinはネットワークに参加しているコンピュータに分散されて保管されています。

しかしながら、通貨ですから取引は常に行われています。このブロックは常に新しいものに更新され続けなければなりません。この次のブロックはどのように作られるのかというと、
一つ前のブロックのハッシュ値は次のブロックの中に含められます。

このようにして、次のブロックはまた前のブロックのハッシュ値を含めて…というように、
チェーン(鎖)のように連なっていくわけです。

このようにしてblock chainは、取引記録の改ざん対策 として利用されています。

ブロックチェーンの情報

ブロックチェーンの情報は、全ての人に公開されているので、誰からどの誰に暗号通貨が送られたのかを、すぐに確認することができます。

Bitcoin Block Explorer – Blockchain.info

終わりに

このブロックチェーン技術ですが、なぜ注目されているのでしょうか。
それは、通貨のネットワークではなく、非中央集権化された信用ネットワーク
だと言われているからです。

通常の通貨は、銀行や国家が管理します。
しかしながら、bitcoinでは、国家や銀行を信用しなくても、オープン化されたネットワークとその仕組みを信用すれば、”通貨”をやり取りできるということになります。

この仕組みは通貨だけに止まらず、今後”信用”が必要とされてきていた分野で様々な革命を引き起こすと言われています。

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